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秋期講習会
Zoomおよび会場での対面による開催(希望者対象に対面の交流会も予定)

10月17日(土) 12:00~14:00
慶應義塾大学名誉教授
日本子ども学会代表理事
安藤 寿康 先生
科目Ⅱ 遺伝と環境からの子ども理解 ―進化教育学:平等公平な教育を乗り越えて―
学業・スポーツ・芸術・ビジネス等、あらゆる能力の個人差には50%ほど遺伝の影響があります。機会の公平と自己責任だけでは社会的平等を保証できません。教育界でほとんど議論されないこの「不都合な真実」を前に、われわれは「平等公平」をどう考えればよいのでしょうか。どんな教育を目指すべきなのでしょうか。

10月17日(土) 14:15~16:15
白百合女子大学生涯発達研究教育センター研究員
白百合女子大学名誉教授
東京外国語大学名誉教授
生涯発達支援研究所代表理事
田島 信元 先生
科目Ⅶ 生涯発達支援の観点から読み聞かせ活動実践のあり方を考える
保育、子育ての核心は相互の発達支援であり、大人と子どものやりとりを通して、ともに育ち合うという相互的な「越境的交流(相手の領域に入り込み、新しい知見を共有し合うやりとり)」が成立して初めて成り立つものである。本講は、その観点から、「保育、子育て=自分育て」を実践的に行う上で最も効果を挙げてきた「読み聞かせ活動」のあり方を、「読み聞かせコミュニケーション」プログラム(講習者作成)に沿って体験しながら考えることを通して、世代間交流の意義、生涯発達支援としての貢献について学んでいくと同時に、家庭や保育施設での実践のあり方について提言したい。

10月18日(日) 9:45~11:45
立正大学教授
岡本 依子 先生
科目Ⅵ 子どもが人とのかかわりのなかで育つ意味を考える ―コミュニケーションと文化的意味―
人が育てるから人になる。ヒトは、生まれる前やおしゃべりをする前から、養育者など大人からやりとりの相手として扱われ、文化的意味に晒され、自分なりの意味を作り上げていきます。子どもは、大人とのコミュニケーションを通して、文化的世界に入巻き込まれていくわけです。時間が許せば海外の保育についても紹介して、子どもが育つときの文化的な意味付けについて考えてみたいと思います。

10月18日(日) 12:45~14:45
元こども教育宝仙大学教授
池田 祥子 先生
科目Ⅴ 「こども誰でも通園制度」の内容を考える ―保育所制度の歴史から―
岸田文雄首相による「異次元の少子化対策」提唱のさなか、「こども誰でも通園制度!」が打ち出されてきた。これまでの「待機児童対策」が、逆に0、1、2歳児の定員割れという事態を引き起こしている現状への対応とのことである。
現在のところ、家庭の母親たちの歓迎の声は聞こえるが、保育界での反応はいま一つ明確には聞こえてこない。保育士たちの待遇改善が急務であるのは変わらないが、そもそも「保育」とは何だったのか? 「誰でも通園!」って、なぜ「画期的」なのか……歴史を遡りながら、「幼・保」の根本的な混乱の源から、現在を考えてみよう。

10月18日(日) 15:00~17:00
早稲田大学名誉教授
日本乳幼児医学・心理学会理事長
根ヶ山 光一 先生
科目Ⅵ
母子の求心性と遠心性;広がりの中の子育て
親子はたえず互いに近づき(求心性)と遠ざかり(遠心性)をダイナミックにバランスさせて関係をともに調整しており、周囲のヒトとモノによるアロマザリング(母親以外が母親のように子育てに関与すること)の環境がそれを可能にしてくれますし,またアロマザー同士も,システムとして互いに調整し合いつつ子どもに関わります。子育ての議論はともすると求心性に偏りがちですが,これらを正しく理解することがヒトの子育てにとって極めて大切なことなのです。求心性と遠心性が混在するというヒトの子育ての本質をヒトと動物、日本と欧米、都市部と離島といったいくつかの切り口から比較して考察します。
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