秋期講習会(Zoomによる開催)

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10月23日  12:45~14:45

北島博之先生(大阪母子医療センター研究所)

科目Ⅲ

乳幼児と養育者の心身の保健衛生

新生児科医として35年間、超早産で生まれた赤ちゃんたちを、親子共々にさまざまなハンディを背負いながら小学生に上がるまで、ご両親といっしょに楽しく子育てをしてきました。

両親学級では、よい親子関係はどうすれば作れるか、体も心も強い子を作るには赤ちゃんをどう感じてどうすればよいのかを伝えようと努力してきました。私の話の内容を「親から子へ伝えてほしいこと」として関係されているご両親へぜひ伝えてほしいと思います。

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10月23日  15:00~17:00

菅原ますみ先生(白百合女子大学教授)

科目Ⅰ

子どもの頃の養育環境はその後の人生にどう影響するのか? 

―長期縦断研究から―

21世紀に入って世界中で発達初期の経験がその後の人生にどのような影響を及ぼすかを明らかにするための大規模な縦断研究が活発におこなわれるようになってきました。子どもたちを取り巻く家庭の経済状況や家族関係、保育や学校教育、メディアといった身近な養育環境がその後の発達にどのように関わっていくのか、講師自身がおこなっている縦断研究の結果を含めて解説し、初期体験の大切さについて考えていきます。

10月24日  9:45~11:45

杉山憲司先生(東洋大学名誉教授)

科目Ⅱ

子どもの性格を理解し、保育に生かす

―人間性と気質、性格、能力―

子どもの性格はどのように形成されるのでしょうか。人間性を背景に、遺伝としつけや仲間からの働きかけはどのように影響し合うのでしょうか。気質や性格を活かす保育について、研究成果や事例をもとに分かりやすく解説します。

性格検査や質問紙は、著作権法改正の主旨内で、できるかぎり詳述します。

10月24日  12:45~14:45

外山紀子先生(早稲田大学教授)

科目Ⅲ

食の共有

他者と食を共有すること、すなわち共食は他の動物にはない人間の特徴です。人間はなぜそれが可能なのか、また共食が子どもの発達にどのような意味をもつのかを発達心理学の立場から解説します。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により共食がままならない今こそ、その意義を考えたいと思います。

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10月24日  15:00~17:00

内田伸子先生(IPU・環太平洋大学教授 お茶の水女子大学名誉教授 福岡女学院大学大学院客員教授)

科目Ⅰ

子どもは変わる・大人も変わる 

―乳幼児虐待からの再生;青年期は第二の誕生期―

保育:子育てアドバイザー協会の初代理事長藤永保先生をプロジェクトリーダーに、発達心理学者たちが精魂込めて取り組んだふたりのきょうだいの40年に及ぶ補償教育の全貌をお話しします。言語発達や認知発達の遅れはどのように克服されたのか、青年期での著しい成長を支えたものは何か。虐待された子どもが発達遅滞から回復する鍵は身近な大人との愛着の成立の可否にかかっていること、青年期の著しい成長を支えたものは仲間や保育者、教師たちとの出会いと暖かな交流を通して本人の自由意思の力によるものであることを、最新の脳科学と発達心理学の知見を踏まえて、人間発達の可塑性の謎を解き明かしたいと思います。