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夏期講習会:Zoomによる開催のみ(予定を変更し、会場での開催はいたしません)

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8月6日  12:45~14:45
根ケ山光一先生(早稲田大学名誉教授)

科目Ⅵ

子どもとおとなの共生

―母子の健全な遠心性から考える―

親子は他人の始まりとも言われ、その関係はいつも親密ではいられません。それどころか、妊娠から一貫して互いの主体性をかけたせめぎあいの舞台ですらあります。たえず近づきと遠ざかりのジレンマをダイナミックにバランスさせて関係を調整し、最終的にともに自立していくのが親子のリアルな姿で、周囲のヒトとモノの環境がそれを可能にしてくれます。こういったヒトの子育ての本質を、おとなと子どもを対等なパートナーとして位置づけ、両者の「共生」という観点から考察します。

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​8月6日  15:00~17:00
荘島幸子先生(帝京平成大学准教授)

科目Ⅳ

性の多様性とはなにか

―保育の現場でLGBTQの子どもたちに寄り添う―

近年、LGBTQへの理解が進みつつありますが、保育や教育現場での対応はまだ追いついていません。性的マイノリティであることで苦しむ人は大人だけではありません。幼い子どもと関わる人も性(セクシュアリティ)に関する知識が必要です。多様な性を持つ子どもたちが、自分らしく育つことができる環境を作っていくために、どのような関わりができるか考えます。

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​8月7日  9:45~11:45
安藤寿康先生(慶應義塾大学教授)

科目Ⅱ

遺伝と環境からの子ども理解

―進化教育学:平等公平な教育を乗り越えて―

学業・スポーツ・芸術・ビジネス等、あらゆる能力の個人差には50%ほど遺伝の影響があります。機会の公平と自己責任だけでは社会的平等を保証できません。教育界でほとんど議論されないこの「不都合な真実」を前に、われわれは「平等公平」をどう考えればよいのでしょうか。どんな教育を目指すべきなのでしょうか。

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8月7日  12:45~14:45
山田修平先生(立正大学准教授)

科目Ⅶ

表現活動を通した子どもの理解

―子どもの表現に寄り添う―

乳幼児期の表現は、想いがつまった尊いものです。幼児期の表現に寄り添い、理解し、尊重するべきか実技を交えて考えます。
①自由に広がる表現活動とは -負担なく実践可能な活動と環境構成について学びます- 
②洗濯ばさみアニマル -実技を通して子どもの豊かな発想を学びます- 
③描画の発達 -乳幼児期の描画の発達について学び、表現への寄り添い方を学びます-

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8月7日  15:00~17:00
岡本依子先生(立正大学教授)

科目Ⅵ

異文化の保育・幼児教育からとらえ直す日本の子どもの姿

日本においても異文化理解に基づいた多文化共生保育・教育が求められています。本研修では、異文化における保育・幼児教育実践を踏まえて、日本の保育・幼児教育や子育てをとらえ直してみたいと思います。「いつも」と違う視点から「いつもの保育や子育て」をみることで新たな発見があるかもしれません。異文化児やその家族の支援だけでなく、子どもの柔軟性と多様性についても考えませんか。

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